【産後~保活中のあなたへ】”保育園へ預けるのはかわいそう?”0・1・2歳での、親の気持ちの変化

保活

みなさんは何歳から保育園・幼稚園に行っていましたか?

私の場合、両親は共働きでしたが、母が仕事復帰した後は、祖父母の家に預かってもらっていたので、3歳から幼稚園に通っていました。

今は共働きが普通、共働きじゃないとやっていけないという風潮ですが、今子育てが始まったみなさんは、子どものころ周囲にはお母さんが専業主婦の家庭もそれなりに多かった世代ではないでしょうか。

私が男女関係なくバリバリ働く職場にいるからか、「え、1歳?そんな小さい時から保育園入れるの?かわいそうじゃない?」なんて口に出す人は周りにいませんでした。

ただ、自分が3歳から幼稚園に行っていたということもあり、1歳に満たない我が子と最初に保育園見学に行ったときは、ほかならぬ私自身が、

カコはるの
カコはるの

まだ歩けもしない、言葉もしゃべれない、断乳もしてない、こんな小さい我が子をもう親元から離れさせるなんて…!本当にいいんだろうか…。

と心苦しい気持ちになっていました。

それから夫の転勤等をはさみ保活に苦戦しており、2歳の誕生日を迎えた今も保育園は決まっていません。

ただ、子どもを保育園に預けることに関してはこれまでいろいろと心境の変化がありました。

今親になろうとしている世代の方は、

自分は3歳まで親元にいたけど、子どもは1歳で保育園に入れて仕事復帰。不安…!

とか、

お母さんと離れるの嫌で保育園行く時泣いてた記憶があるから、小さい時から子どもを保育園に通わせるのつらいなぁ…

とか、

一日中子どもといるの限界…!早く保育園に入れたいのが本音だけど、これって薄情…?

とか、いろいろと迷いや思いがある方もいらっしゃると思います。

実際、0歳・1歳・2歳で、”子どもを保育園に預けること”について、どのような考え方になるものなのか。

人それぞれかとは思いますが、今回は私の場合の実体験についてまとめたいと思います。

スポンサーリンク

保活の状況は?

まず、これを書いているのは我が子が2歳の誕生日を迎えた直後です。

子どもが1歳になった直後の4月に仕事復帰するのが基本という職場だったので、自分もそのタイミングで保育園に入れようとイメージしていました。

が、保活のため最初に役所に説明を聞きに行ったは妊娠中期。

「1歳からだと保育園に入りづらい。0歳からだと入れやすい」みたいな噂だけ知っていたので、超心配性の私は、

カコはるの
カコはるの

1歳から入れるつもりだけど、念のため0歳から入れるとどれくらい有利なのか確認しとこう…!

…と説明を聞きに行きました。

説明を聞いた結果、その時住んでいた自治体で、冬生まれの子どもを0歳の4月で入園させたい場合

  • 子どもが生まれる前に保育園見学と申し込みが必要
  • 9割方が生後半年からが預かり対象なので、そもそも入れる園がかなり少なく、預かってくれる園の定員も1~2名ほど

…ということで、0歳入園は見送り、予定通り1歳の4月入園を目指して保活をはじめることに決めました。

はるの
はるの

その後切迫早産で絶対安静になってしまい、どのみち見学に行こうと思っても無理でした。早い自治体では10月段階で翌年の4月入園申し込みが締め切られる…みたいなこともありますので、年度後半に出産予定の場合は要注意ですね。

そして、1歳時の4月に入園すべく保活したものの、(正社員・育休復帰・県内に祖父母等不在という条件であっても)激戦すぎて不合格

その後、夫の転勤やそれに伴う私の復帰先の調整で、合計1都3県で保活をしたのですが、年度途中ということもあり空きがなく、どうも2歳時の4月入園まで保活を継続することになりそう…というのが現在です。

はるの
はるの

申し込み条件、申込書類の記載内容、得点のつけ方、締め切りなどが各地で微妙に違っており苦労しました…。でもだからこそ見えた注意点もありましたので、興味がある方は1都3県での保活についてまとめた記事もご覧ください。

0歳時点の親の気持ち

妊娠中から保活の情報収集をしていた私でしたが、子どもが生まれる前は「そういうもんだよね」「そうするしかないよね」と思うくらいで、まだピンと来ておらずでした。

大きく感情が動いたのは、子どもが生後9カ月の時に保育園の見学に行った時でした。

娘はまだつかまり立ち・伝い歩きができるようになったところで、歩くには程遠い時期で、抱っこ紐での見学でした。

しかし、周りの子どもはほとんどが歩ける状態

2歳の4月入園を希望して見学に来られている方も多く、1歳の4月入園希望の場合でも春~秋生まれですでに1歳の誕生日を迎えている子たちはよちよちと歩いていました。

カコはるの
カコはるの

歩ける子たちに混じって、うちだけこんな小さい状態で預けるんだ…。2歳まで育休取れる人も結構いるんだ…うらやましいなぁ…。

と切ない気持ちになりました。

逆に、4・5月生まれで、0歳の4月に保育園に入れたという話を聞くと、

カコはるの
カコはるの

ほぼ1歳のタイミングで、保活に有利な0歳時4月入園できる選択肢があるのいいなぁ…。冬生まれが同じことしようとしたら、生後3・4ヵ月で入園だもんなぁ。。

とそれはそれでうらやましいような思いがしました。

1歳前半時点の親の気持ち

0歳時にそんな思いを抱いていたため、1歳4月入園に落選した時も、これからの保活への不安半分、娘と一緒にいる時間が延びたことへのうれしさ半分

保育園見学に行ったころは歩けなかった我が子も、1歳になったころから歩きはじめました。

そして、保育園に行っていない分、日々の公園や児童館での体力発散が必須になりました。

子どもが歩く前は、「子どもの支度して連れ出すの大変なのに、ママたち児童館に来ていてすごいな…。」と思っていたのですが、このころには「ずっと家だと子どもが退屈したり、動き足りなくて寝なかったりで大変…!外に連れ出したほうが楽…!」という感じに。

そんな感じなので、児童館には歩けるようになった1歳以降の子どもたちが多く、娘が最年少だろうと思われることも多かったです。

「わ、あの子たちもうおままごとで野菜切ってる…!」「あ、あの子は2歳かな?児童館の先生の投げかけにちゃんと返してる…!」など月齢の差に驚き、「数ヵ月後、半年後、うちの子もこんな風になるの…!?」と信じられない気持ちでいました。

それと同時に、「娘よりも年上の1~2歳で保育園に行っていない子ってたくさんいるんだなぁ」とも感じていました。

1歳前半最も人見知りが激しく、男性は道ですれ違うだけでも怖がる、女性や小学生くらいの子どもでも近づいてこられると怖がる…という時期だったこともあり、

カコはるの
カコはるの

今後の保活の不安はあるけど、予定より少し長めに娘と一緒にいられて幸せ…!

このころはそんな思いでした。

1歳後半時点の親の気持ち

1歳半を過ぎると、ある変化が。

それまでは人見知り絶頂だった娘が、一転、公園や児童館で他の子どもたちと絡み始めました

一緒に遊ぶというほど高度ではないかもしれませんが、近寄って行ったり、隣で同じような遊びをしてみたり、時にはおもちゃを差し出してみたり。

はるの
はるの

小学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんに寄って行ってしまうこともあり、邪魔に思われないかヒヤヒヤすることも…笑。

このころになると、他の子どもたちがいる環境が楽しいのだな…と感じ始めましたし、お友達との関係性の中で遊ぶことで心身共に良い影響があるのではないか…と思うようになりました。

実際、娘に「今日はお友達いたね。たのしかった?」と聞くと、「たのしかった~!」とのこと。

ずっと、こんなにも幼い娘を保育園に預けていいのだろうか…?このかわいい時期をもっと一緒に過ごしたい…!という思いがありましたが、保育園でお友達と過ごせた方がいいのかも…?」という気持ちが湧いてきました。

また、私が歯科への通院が必要で、お試しもかねて一時保育に預けてみたことがあったのですが、「別れ際泣くかな…?」と思っていたら、アンパンマンのおもちゃにつられてあっさり去っていき、とても楽しかったらしく、迎えに行くともっと遊びたいと泣いていました…。

はるの
はるの

余談ですが、大体の病院は子ども抱っこした状態や、横で待たせて診察を乗り切れますが、歯科は椅子を倒して、目隠しされて…となるので子連れでの受診は難しいんですよね…。盲点です。

2歳現在の親の気持ち

まだ2歳になったばかりですが、最近児童館で感じるのは、いつの間にか娘が最年長側なことが増えた…です。

娘だけがダントツで年上、という状態ではないのですが、私の地域の児童館では3歳の子は見かけることがなく、児童館のイベントに参加しても、他に1~2名2歳代の子がいて、ほかは1歳前後…みたいなことが増えました。

他のママから「お姉ちゃん」と呼びかけられることも増え、娘が赤ちゃんではなくなってきたことを実感します。

実生活では、

  • お昼寝が短くなり、寝ている間に家事を済ませるのが不可能に
  • イヤイヤが始まった
  • 時の経過とともにテレビを見せない育児への諦めが生まれた

などの複合要素で、家事をしている間は子どもにテレビを見せておく…という状況が日常化し、「これなら保育園で一日中思いっきり遊べた方がいいだろうな…」という気持ちが強くなってきました。

結局、保活にベストタイミングはあるのか?

0~2歳の保活に臨む心境を振り返ってみて、

はるの
はるの

2歳まで一緒に過ごせて満足。でも、こんな風に友達と楽しく遊ぶ未来が来るなら、0歳でも1歳でも、いつから預けていたとしても最終的にはよかったと思えていそう

というのが現在の実感です。

実際に預け始めたらさみしくなるかもしれませんが…。

それでも、子どもを友だちと過ごせる環境、家事で待たされずに遊べる環境で過ごさせてあげるのは大事なことだなと思うようになりました。

0歳や1歳で保育園に入れていたとしても、2歳前になって園のお友達と楽しく過ごす姿を見たら、

カコはるの
カコはるの

もうちょっと一緒にいたかったけど、人見知りやイヤイヤ期の前に保育園に慣ら

て、余計なストレスをかけずに済んだからよかったかな。今楽しそうだし。

という気持ちになって、最終的には自分の決断に満足できたのかもしれないという気がします。

私は1歳の4月で保育園に入れるつもりが保育園の空き状況や勤務地の変更など想定より保活が長期化してここまで来ています。

同じように職場の規則や保育園の空き状況次第で、自分の意志で保育園入園の時期を選ぶことができないという方も多くいらっしゃると思います。

特に、自分の意に反して、子どもを早く保育園に通わせることになった方は、「かわいそうなことをしてしまった…」と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方には、「もう少し大きくなったら、友達と楽しく遊ぶようになるかな」「楽しそうに通ってるからいっか」と感じる日がくるかもと少しはゆったり構えられるよう、「こんな気持ちの変化もあったよ」ということを記事にしました。

子どもに対する向き合い方って、こうも変化していくものなんだなと改めて実感した振り返りになりました。

少しでも参考になりますように。

おわり。

タイトルとURLをコピーしました