育休中にしておいてよかったこと1位は仕事復帰を見据えた部屋・ルーティンの最適化(便利家電導入含む)、2位は資格取得・こちらのブログ開設など未来への投資です。
そして、仕事復帰をした今、それに匹敵するくらいやってよかったのが、髪形・メイクの研究です。
人に合わないはずの育休中になぜ?
私も最初は、コロナ禍、夜間授乳、簿記の資格取得…といろいろ重なり、週に1回子ども抱っこして公園まで(超がんばって)行ってみるくらいで、ほとんど外出することもありませんでした。
産後6か月で簿記の資格取得を終えたあたりから、子どもの起きている時間も長くなってきましたし、週に何回か子どもを連れて買い物に行ったり、公園に行ったりと外出が少し増え始めました。
とはいえ、
育児でバタバタなことに変わりはないし、スーパーか公園くらいしか行かないから、日焼け止めだけでいっか…誰に見られるわけでもないし。
と、最初は全くやる気なし。
部屋着にカーディガンを羽織って、日焼け止めだけ塗って…と最低限かギリギリアウトくらいの恰好で外出していました。
自分の準備がその程度の超手抜きであっても、子どもを着がえさせ、子どもにも日焼け止めを塗って、そうこうしてたらまたオムツを替えないといけなくなって…などとしていたら、準備に小一時間かかります。
私は超心配性であるがゆえに、ヒマさえあれば何かに備えた行動をとりたくなる習性があります。
外出初心者期も、
資格取得が終わったんだから、次にできることあるかな…?
こんなに準備苦労するんだから、ただ公園や買い物に行って帰ってくるだけじゃもったいないな…。
という気持ちになりました。
そして、せっかくだから少しだけがんばって、子どもがいる状態でも時短でメイクができるよう練習しておこう!
髪形も極力セットに時間がかからず、いい感じに見える自分に似合う最強の髪形を探そう…!
と思い立ったのです。
失敗しても復帰までには伸びる…!髪形研究に最適!
メイクは失敗しても落とせば終わるので、育休中の方がじっくり試行錯誤できるとはいえ、育休中でないとできないとまでは言えません。
その点、長期間人に合わない育休中だからこそできたのが、髪形の研究です。
私は出産の2~3ヵ月前に髪を肩上のボブに切っていました。
切迫早産で、出産の1カ月前から絶対安静で寝たきり生活になってしまったので、早めに切っといてよかった…
産後は肩につく程度で過ごしていましたが、それでも授乳中には結んでおかなければならず「邪魔…!」、お風呂の後に乾かすのに時間がかかって「邪魔…!」と髪を切りたい願望に取りつかれていました。
ショートにすると、寝癖がついたときにとりあえず結んどけ!…とできなかったり、頻繁にカットに行かないと保てなかったり、逆に大変かな…?と迷ったりもしました。
しかし、
仮にセットが大変になったとしても、どうせほぼ外出しないからセットする機会も少ないし…!
似合わなかったとしても、1年あれば伸ばせるし…!
と思い、試すなら今しかない!!と美容院に向かいました。
結果、ショートは私にはどうにも似合わず、せっかくなので髪を伸ばす過程でいろいろな髪形を試してみることにしました。
私の顔タイプであるフレッシュは本来ショートが似合うはずなのですが、骨格タイプナチュラル(頭がつるんとコンパクトにまとまるスタイルが苦手)の影響が強く出たようです。
結局、ショート→縮毛矯正&ショート→ウルフ→ウルフ&パーマ→縮毛矯正&外ハネボブ…という道を辿り、今のところは試行錯誤の末たどり着いた、外ハネボブが一番しっくりきています。
フレッシュに似合うとされていて、毛先に動きがあるので骨格ナチュラルも苦手でない髪形!顔タイプ・骨格診断恐るべし…。
途中、自分の顔タイプにはドンピシャでない髪形も実験だと思って試してみました。
私の顔タイプはクールカジュアル寄りのフレッシュなのですが、その時試したのは、本来はソフトエレガントに似合うようなパーマです。
結果、似合わないとまで言わないけど、ちょっと老け見えする…としっくりきませんでした。
ただ、「これは似合わないんだ…」とわかったことが大収穫という感じです。
好きな系統の髪形だから、似合わないかもと思いつつ未練があったけど、実際に自分で「似合わない」と実感して、こういう髪形にしたい欲が消えました笑。
メイクは費用対効果を最大に!最短・最小のスタメンを集める
メイクに関しては、とにかく時短で済ませられるようになることを目標にしました。
前提として、1パーツのメイク道具を複数集める(アイシャドウを2種以上持つetc.)のは結婚後徐々に辞めました。
まずそれで「今日はどれ使おっかな…」と悩む時間が無くなったので、それだけでも時短!
私の場合はメイクの腕を上げるのではなく、最小限のアイテム・最小限の工程数で済ませる状況を目指しました。
最初に考えたのは、メイクの工程の中で、自分の顔の完成度への影響が少ないのは何?ということでした。
メイクする時に鏡から15cmの距離で見ればもちろんクオリティが違うけれど、2mで対面した人からしたらそう変わらないよね…というポイントを見つけて省いていくイメージです。
私は顔タイプがフレッシュなので、濃すぎるメイクよりはナチュラルな方が似合うということもあったと思いますが、
- 素肌をきれいにし、ノーファンデ
- 眉毛を染めて、アイブロウマスカラを省く
- ハイライト・シェーディング・チーク・マスカラ・アイラインも省略
ヘアメイクアップアーティストの長井かおりさんが、「シェーディングやハイライトの前にもっとやることあるでしょ‼って人が多い」というようなことをおっしゃっていたので、私のような素人は、絶対しないといけないってこともないのかな?と、ちょっと許された気持ちになりました…。
つまり、メイク工程は、
- 下地
- パウダー
- アイブロウ
- アイシャドウ
- リップ
の5ステップです。
ちなみに婚活中は、ファンデもチークもアイラインも使ってたし、結婚への投資だと思ってまつエクもしてた。眉カラーもサロンでやってもらってた…!
今のところは私にとってのメイクの工程数はこれが最小限かなと思っています。
ただし、これでは終わりません!
さらに、現在は1アイテムを複数の用途で使えないか?を検討中です。
メイクの工程数が同じでも、パレットを開け閉め、コスメの出し入れの動作で時間を消費するため、使用アイテム数を減らすのは時短になります。
たとえば、4色アイシャドウパレットの締め色がマットなので、アイブロウパウダーとして使っています。
むしろ、同じパレットの色を使えるわけなので、アイシャドウと統一がどれたバランスのいいアイブロウになります。
パーソナルカラースプリングだからか、締め色のような濃い色を使うと、目元が沈んでかえって目が小さく見えちゃう…。アイシャドウは中間色までで仕上げるのが似合うから、全然減らない締め色を有効活用できて一石二鳥!
同じ感覚で、アイシャドウがピンク・オレンジ系ならチークとしても使える?リップがティントでなければ、チークにも使える?ムースタイプのリップならアイシャドウもいける…?など、アイテムの兼用ができないかを検討中です。
※もちろん、メーカー想定の使用方法となるので、肌が荒れないか等は慎重になる必要があります。
アイテムを兼用できれば、コスメが古くなる前に消費しきって、次のコスメを試すことができるので、そういう意味でも合理的かなと思っています。
髪形の研究は、育休中の“何カ月もの時間がある”かつ“人に会わない”という条件がそろったタイミングでしかできないと思うので、おすすめです。
メイクは、育休中に最強のスタメンを揃え、メイク手順を体に覚えさせておくと、貴重な朝の時間を10分20分と節約でき、効果は絶大です。
私はもともとコスメの情報を集めたり、パーソナルカラーや骨格診断などファッションについてもあれこれ考えるのが好きなので、こういったことを考えることで、何より産後の子どものお世話・ごはん・睡眠…であわただしく終わっていく毎日の中に、自分のことに目を向ける貴重なリフレッシュ時間となりました。
赤ちゃんが少しずつしっかりとしてきて、お散歩や児童館にでも連れて行ってみようかな…?という気持ちが出てきたママたちに、少しでも参考になりましたら幸いです。
おわり。