先日、慣らし保育10日目のレポートを上げました。
こちらの中で、慣らし保育中の子どもの様子に加え、入園してみて気づいた入園グッズを揃える際のコツをご紹介しました。
今回は、保育園の日のルーティンについてのお話です。
育休中、時間に追われるのは病院や児童館のイベントの予約をしている時くらい。
その状態から、急に毎日8時保育園、そして出勤、絶対遅れられない…となるわけなので、超心配性の私としては、
想像するだけでプレッシャーで動悸と吐き気が…
という状態です。
そんな状態なので、慣らし保育でまだ預け時間が短い今から、送迎前後は出勤時間を想定した動きを試行中です。
今回は現在のベストルーティンをご紹介します。
入園前の朝のルーティン
入園前の我が家の朝のルーティンはこんな感じでした。
小さい時から朝日を浴びる、寝る前に絵本…などある程度リズムを作っていたからか、幸い、子どもは6:00~6:30に自分で起床。
それなのに準備が終わって家を出られるのは、だいたい10時。
超がんばって(タイムテーブルの青のマスキングの部分、後回しにできる家事をかなぐり捨てて…)9時。
しかも、子どもが起きている時間はできるだけ子どもと遊べるように、子どものお昼寝や就寝後の時間はこういった発信活動にあてられるようにと、家事自体はすでにかなり時短化していました。
朝食は納豆・酢の物・ヨーグルト・フルーツなど、盛り付けて終了な時短メニューばかり。洗濯乾燥機・食洗器・お掃除ロボットなど、時短家電もフル活用なのに…。
でも、こちらが横で用事や身支度をしていると、子どもがたいくつになって「ママー!」と追いかけて来たり、まだごはんがあるのにお菓子をねだったり、チャンネルを替えてと言って来たりで、ちょっとした作業でもたびたび中断され、かなり時間がかかってしまいます。
最大限家事やメイクに時間をかけないよう工夫してきましたが、それでもTV時間が長くなってしまうという点もかなりの罪悪感に…。
さらに、スケジュールをご覧になるとわかる通り、恥ずかしながら先に起きた子どもが遊ぶ声に起こされる形で起床していた私は、子どもの相手をしながら朝食の準備や家事を進めることで準備の効率が下がっている…という後ろ暗いところが元々ありました。
なので、とりあえず単純に自分が早起きすれば間に合うのか?というところから挑戦しました。
ルーティンは時短解除後のことも考えて
仕事開始後は時短勤務をさせていただける予定なのですが、通勤+送迎で1時間程度見込まなければならないため、準備完了のデッドラインは8時。
ただ、最終的には7時準備完了、8時まではバッファとして子どもと遊ぶという目標でルーティンを組み立ててみることにしました。
9時10時に家を出るのもハラハラする人が、7時に準備完了?8時でも無理あるのに…⁉
理由は以下の通りです。
- ゆくゆく時短勤務を解除することを考えると、その時になってルーティンを前倒すのは労力がいる
- 雨の日、子どもの機嫌・体調が悪いなど送迎に余分な時間がかかりそうな日に焦りたくない
- 時短勤務中でも繁忙期や行事などで定時勤務を依頼されることもある
ここまでの大幅なバッファでなくても、10分15分でも余裕を作れないかと考えて予定を立てて置ければ、毎朝の精神的な余裕も全然違います。
慣らし保育中の朝のルーティン
現在、実施しているルーティンがこちらです。
慣らし保育の10日間でトライ&エラーを繰り返した結果、「あれ?まだ7時だけど、出ようと思えばもう出かけられるな…」というところまで来ました。
ぱっと見、単に起きる時間を早くした分、早く準備が終わったように見えますが、実際は出かけるまでに3時間半かかっていたところが2時間で準備完了までもっていけるようになりました。
ただ、9割準備が終わったなと思ってから、実際に出発できるまでは意外と時間を食う…というのもまた注意点です。
青の点線で囲んでいる部分は食洗器のセット以外は帰宅後に回したり、週末と余裕がある日だけにしたりすることも可能です。
朝食も、7時だとあまり好きでないものが多少残っていることもあるですが、急いでいるならここで食事を下げて出て行ってもお腹が空いて困ることはないという状況です。
実践はまだ数日なので、子どもの様子が変わったりすれば、また微修正することもあると思いますが、仕事が始まっても朝焦らずに済みそうかも、時短解除しても何とかやっていけるかも…という光は見えてきました。
ちょっとの工夫で数十分の時短・ストレス軽減になること
ここにたどり着くまでに、何回か試行錯誤をしているのですが、その中で「ちょっと工夫をしただけなのに、めちゃスムーズに準備が運ぶようになった…!」と思うポイントがありました。
寝起き直後におむつ替え→着がえ
これはうちでは30分レベルの時短になりました。
時間に追われてはじめて、たかが着がえにどれだけ手間取ってたか気づいた…!
我が子は今2歳で
じぶんで‼
が口癖です。
服も自分で脱ぎたい!自分で着たい!となります。
あとは服を脱ぐ途中の自分の姿(↓この本ような状態。この本にも一時ハマっていました。)ハマってしまい、なかなか服を脱いでくれず、こちらが脱がすと激怒です。
他にもなぜか異様におむつ替えを嫌がったり、ずっとパジャマでいたがったり、とにかく着がえが難航します。
いったん諦めて落ち着いたころに再チャレンジ…などとしていると、
早起きして事前準備がんばって、せっかく7時にはごはんだいたい食べ終わったのに、気づいたら着替えないまま8時じゃん‼
ということになり、「このままだと5時起き?でも着がえばっかりは娘も早起きしてないとムダ?」と悩んでいました。
いっそ着心地のいい普段着で寝かせて、そのままのかっこうで園に行けるようにするか…とも考えましたが、オンオフの切り替えはさせたいと思い、他の方法を考えていました。
結局、寝起きでぼんやりしているうちにおむつ替え・着がえをやってしまうという方法がスムーズにいきました。これなら3分で完了です。
食事で汚してしまうともう一度着替えないといけないから非効率だし、再度着替えてくれない可能性もある…とも思っていましたが、食事で汚れたパジャマで登園するよりはマシ、汚さないことも増えてきたし…と思い至りました。
自分の身支度・朝食準備は子どもが起きる前に
子どもが起きた後に準備をしていたときは、メイクをしていれば子どもが呼びに来て、着替えをしていればクローゼットの服をひっぱり、落ち着いて準備ができませんでした。
結果、テレビやYouTubeを見せて落ち着かせておくことになり、「私と遊びたくて寄って来てるのにな…」とチクリと心が痛むことも。
子どもが起きる前に身支度をしている今は、イヤホンで好きなYOUTUBEなどを流しながら落ち着いて身支度ができるので、億劫な早起きもちょっとした一人のお楽しみ時間のような感覚になっています。
朝食準備は、以前はとりあえず手早く準備できて子どもが1人で食べられるものから五月雨に提供していました。そうすると、私:次の一品の準備中⇔子:1人で食事となってしまい、あまり好きでないものだと集中力が切れて食べ物で遊びはじめたりしてしまい、時間はかかるわ、服やテーブルは汚れるわ…という状況でした。
子どもが起きる前に自分の身支度と朝食準備を終えていると、自分も子どもの横に座って一緒に食べることができるので、子どもも食事に飽きにくく、あまり好きではない食材も隙を見てさっと食べさせることができ、だらだら食べや食べ残しも減り、結果時短に。
できるだけ子どもと一緒に食事をとりたいな…という願望も達成できてよかったなと思っています。
“おてつだい”で、家事遂行と遊び時間を両取り
布団を畳んで、朝食の合間に散らかしたおもちゃを片付けて、お掃除ロボットをセットする。
一人でササっとやってもいいのですが、「おてつだい、お願いしまーす!」というと案外よろこんで一緒にやってくれたりします。
単に「お片付けして」などと口で言うだけでは、興味をそそらないのか、何をしたらいいのかピンとこないようなのですが、大人がやっていることの”おてつだい”だと、何をすればいいのかの手本がいるので、むしろ「やりたい!」となるようです。
子どもは大人がやっていることのまねっこ大好きですよね。
今は慣らしで実際の通勤時間よりも遅い時間に家を出ているので、出発前に子どもと遊ぶ時間が取れていますが、勤務が始まればその時間はおそらくカット。
片付けは諦めてしまうという手もありますが、子どもと楽しみながら家事も終わらせてしまえるのであれば一石二鳥です。
子どもが楽しいと感じながら家事を手伝う習慣がつくのであれば、驚異の一石三鳥です。
さて、いかがでしたでしょうか。
私自身、こうして図解しながら、改めて時短解除後の朝の準備のあわただしさを想像しておののいているところです。
4月までに家族一同習慣づいてもう少しスムーズに進むようになるのか、もっと改善点が出てきてルーティンが進化するのか…また変化や気づきがあれば紹介させていただきます。
おわり。