以前、プロフィール恋愛編で書いたのですが、私は中学校のころは非モテでファッションにも疎い学生でした。
容姿のことをからかわれるのが嫌で、眼鏡をコンタクトにしたり縮毛矯正をしたことをきっかけに、徐々にファッションに興味を持ち始めました。
何の流行にも乗れていないファッションから始まり、大学時代にはゆるふわ系ファッションを経由し、社会人になってから“ソフトエレガント”系ファッションにたどり着きました。
結果、職場の男性陣の飲み会の誰が好みか投票で名前が上がる、結婚相談所では毎月数十名から申し込まれ、合コンでは毎回その後のお誘いがもらえる…くらいの容姿にはなることができました。
恋愛経験が少なくて中身は伴ってないから、自分がいいなと思った人とは3回目のデートにつながらなかったりしたけど…。それはともかく見た目はまあまあになれたみたい。
ソフトエレガントとは、今話題なのでご存じの方も多いかと思いますが、顔タイプ診断の中の1タイプです。
顔の印象を子どもか大人か、直線的か曲線的かの2軸で位置づけて、似合う服装などが提唱されています。
…といっても、顔タイプ診断は私が結婚した後、ここ数年でメジャーになったもの。婚活をはじめた当時はソフトエレガントに寄せていたつもりはなく、たまたまそれが好みの系統でした。
私は子ども顔で直線曲線の中間である”フレッシュ”タイプ。
ですが、大人顔寄りで、中間よりやや直線寄り…という診断結果。
つまり、以下の図の位置づけのようなイメージです。
ソフトエレガントは大人顔で、直線曲線は中間的というタイプ。
私はやや大人顔に近い顔の形なので、ソフトエレガントに寄せやすくはありますが、ソフトエレガントがドンピシャで似合う顔というわけではありません。
しかし、合コンや婚活では似合うド真ん中よりも、ソフトエレガント寄せファッションがモテました。
そして、ソフトエレガントって誰でも寄せるのが簡単なタイプだなと思います。
今回は、その理由と、そうは言ってもここは注意…!というポイントを解説したいと思います。
理由①:顔タイプの中央なので、どの顔タイプでも寄せやすい
先ほどの図の通り、ソフトエレガントは全顔タイプのうち、ど真ん中に位置づくタイプです。
例えば、顔タイプクールの天海祐希さんや菜々緒さんが真反対のタイプであるキュートタイプに似合う服装をしてかわいくなりたい…!と思ったとしても、なかなか雰囲気を変えるのは難しいですよね。
ただ、隣のタイプであるソフトエレガントであれば、めちゃくちゃ違和感!ということにはなりづらいです。
クールタイプが一番得意とされるビシッとパンツスーツ!キャリアウーマン!みたいなかっこうよりも、ソフトエレガントのほうが婚活ではモテそうだよね…。
理由②:流行に左右されにくい
ソフトエレガントについて、顔タイプ診断協会の説明は以下のように書かれています。
シンプルで綺麗めで上品な服が似合 います。カジュアルは苦手です。
強さや個性が強くない、コンサバティブな服が似合います。
顔タイプ診断®とは | 日本顔タイプ診断協会 (kaotype.jp)
柄も無地が一番似合います。柄がある場合は、小さめで柔らかな印象の柄が似合います。
コンサバティブは、控えめ・保守的・伝統を重んじる…という意味です。
その言葉からもわかるように、8タイプの中で最も流行に左右されない服装が、ソフトエレガントの服装になります。
その他のタイプだと、より流行を取り入れた要素が強く、それに比べてソフトエレガントは流行を終えていなくてもそれなりに成り立つスタイリングといえます。
先ほどご紹介のソフトエレガントの画像と比べ、他のタイプの似合うとされる服装はこのようなイメージです。
ソフトエレガントでも、もちろん素材・丈感・色など取り入れると今っぽくなる要素はあります。
ただ、流行を取り入れた服装は、女子同士やよっぽどおしゃれ好きな男子には伝わるかもしれませんが、大多数の男性は細かい女子ファッションの流行はわかっていない…むしろウケが悪いというのが実体験から得た印象です。
注意点①:髪形・メイクも寄せる
そんな、比較的誰でも取り入れやすいソフトエレガント寄せモテテクですが、私がやってみて注意が必要だなと思う点もあります。
とはいえ、これまでに書いたように失敗はしにくい作戦ではあるので、注意点というよりうまく寄せるコツになるかもしれません。
まず、ソフトエレガントに寄せる際は、髪形・メイクもソフトエレガント風に寄せることです。
そうすることで、自分の本来の顔タイプとは違うタイプに寄せている違和感がよりなくなります。
注意点②:そうはいっても、自分のタイプを忘れない
注意点①で、服装だけでなく、髪形やメイクもソフトエレガントに寄せること…と書きました。
注意点②はそれよりもさらに高度な内容になりますので、
そんなに服興味ないし、あれこれ考えるのは面倒…
という方はこの点は無視していただいても問題ないと思います。
ファッションが好きだ、顔タイプ診断に興味があって自己診断してみたよ、という方はこちらも意識していただければと思います。
すべてをソフトエレガントに寄せるのだけれど、自分のタイプの要素をほんの少し残しておくと、よりナチュラルで似合っている印象にすることができると思います。
私の場合、結婚後本当に自分に似合う服が知りたい…と思い、顔タイプ診断を受けました。
フレッシュタイプだけど直線要素強めだからクールカジュアルに寄せるとおしゃれ見えするかも…と言われ、髪形やメイク、服装などすべてをクールカジュアルに寄せていったところ、やりすぎ感がでてしまった…という失敗経験があります。
顔タイプ診断のプロの方や、そういった方に上から下までプロデュースしてもらえたりすると、完璧な「寄せ」が可能かもしれません。
ただ、素人が自分のタイプを完全に忘れて他のタイプに寄せようとすると、単に素の顔に似合わないものをまとっているだけ…ということになりかねません。
ただ、私はフレッシュ→クールカジュアルと、よりトガっているほう(グラフの中心《=平均》から外)へ寄せようとしたので、やりすぎて失敗しましたが、ソフトエレガントは中央でトガりのないタイプなので、やりすぎる心配は少ないです。
基本はソフトエレガント・コンサバ系なんだけれど、クールさんならカッコいい要素を少し残す、キュートさんならかわいらしさを少し出す…という気持ちでいると、最大限魅力を引き出すことができると思います。
「少し」ってどれくらい?というところですが、色・形・素材…のうち1つは自分のタイプの似合う要素を残しておくというイメージです。
例えば、クールさんなら、服の色をベージュ・白・くすみパステル系の柔らかい色にするかわりに、タイトシルエットで直線感を残しておく…という方法です。
かなり緻密なスタイリングになってきますので、ピンとこない場合は
私キュートタイプで中央のソフトエレガントを目指していたはずが、やりすぎてカッチリさせすぎて、反対のクールタイプに寄っちゃった!!
ということになっていないか?をチェックしてみてください。
以上が、恋愛偏差値は伴わないものの容姿だけちょいモテに到達した私の体験談になります。
恋愛偏差値自体は小手先のテクニックであげるのは難しいですが、比較すると、容姿をソフトエレガント寄せして最高値までもっていくほうがやりやすいと感じます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
おわり。