前回、26歳で結婚しようと思って、30歳になる2日前に結婚するまで…という記事を書きました。
その中で、結婚するためにまずは彼氏を…!と思って、一番最初に思いつくであろう手段「合コン」「紹介」についてです。
私の場合、26歳まで地方都市で、28~29歳の時東京で、合コン・紹介で彼氏を探していました。
今回は、地方と東京、26歳までと28~29歳で何か違いがあったか、他の婚活と比べてどうだったかをまとめていきます。
地方での合コン・紹介
結婚しようと意識したのは26歳のころでしたが、その前からチラホラ、合コン・紹介の機会はありました。
親しい友達に「はるのに合いそうな人がいるんだけど…!」と、合コンや紹介をセッティングしてもらえるのであれば、客観的に合いそうだと思う人同士が引き合わせられるということなので、成功率も高くなるのではないかと思います。
しかし、私は彼氏と別れた後や、結婚を決意した時にのみ、こちらから
彼氏ほしい!!誰かいない?!誰か紹介して!
とお願いしていたので、
彼女探してる子いたかな…?〇〇君の知り合いが彼女探してたか…な…?
と、相性うんぬんは関係なく、″とにかく今彼女がいない人”との合コン・紹介になっていました。
東京での合コン・紹介と比べて振り返ると、地方だと若者人口が少ないので、その分、恋愛アクティブ層(未婚・彼女探し中・同世代)…というのがそもそも探しづらいということもあったと思います。
未婚でも、長く付き合っている彼氏彼女がいるorフリーだけど学生自体の友人同士で遊んでいて恋活はしていないって子が多くて、合コン・紹介の話が少なかった…!
そういった人不足もあってか、心なしか、複数人そろわなければ開催できない合コンよりも、紹介の方が多かったように感じます。
今思うと、彼氏がいないときに日ごろから誘ってね!という雰囲気を出していたらまた違ったかもしれませんが、急に言われても友人も困ってしまいますよね…。
友人の友人ならまだ素性が知れているし、極端に問題点があるような人を紹介されることは少ないですが、一番の注意点は友人の友人の友人とか、友人が合コンで知り合った人みたいな、直接は知らない人が候補に挙がってきた場合です。
もちろん、すべてがすべてダメということではなく、私自身も友人が以前合コンで知り合った人と、メンバーを変えて再度合コンする…というかたちで会って、いいなと思う方がいて、後日お誘いいただいてデートに行ったこともあります。
大切なのは、合コン・紹介という「身近な人を介している安心な出会い」感に惑わされず、相手は知らない人なんだと頭に叩き込んで、よく知ろうとすることだと思います。
逆に、友人のめちゃくちゃ身近な人…が相手となることもありました。
めちゃくちゃ身近…というのは、「旦那の親友なんだけど…私たちが結婚するのを見て、彼女ほしくなったみたい」とか、「俺の弟どう?」といったレベルです。
全然知らない人orめちゃくちゃ身近な人の2択になるのは地方都市の特徴かもしれません。
地方だと、趣味サークルの知り合いで…とか、バーで一緒にスポーツ観戦して…のようなライトなコミュニティの数が少なかったかも…!
誰かの兄弟レベルは結局お話を受けなかったのですが、友人の旦那さんの親友…という方を紹介してもらったことがありました。
その方とのお付き合いは結局お断りしてしまったのですが、友人の旦那さんの親友という関係性を考えるときまずい気持ちになりました。
東京での合コン・紹介
一方、28歳で転勤して東京に引っ越した後は、まず未婚・彼氏/彼女募集中の同志が多い印象でした。
なので、紹介よりも合コンに多く参戦した思い出があります。
地方にいたときは、職場の同年代・年上はほぼ既婚、年下からは合コンには誘われづらい…という感じでしたが、東京では同年代・未婚の同僚も多く、別の会社で働く友人にも、職場の同僚を連れてきてもらえたりして、ほどよい距離感の人間関係での合コンが開催されていたな…と思います。
地方の方が結婚が早いって、体感的には本当だったな…
合コンなので一度に会える人数が多いということもあるかもしれませんし、地方にいたときほどひねり出して紹介してもらうわけではないからか、「もう一度会ってみようかな」という人が大体いた気がします。
年齢や地方・東京で差はあった?
合コン・紹介において、年齢や、地方or東京で差があったか?という点についてです。
私は社会人になってからでいうと、24~26歳を地方で、28~29歳を東京で、合コン・紹介を経験しました。
年齢
居住地を考慮せずに言うのであれば、自分が24歳か29歳かというレンジでは、そこまで差は感じませんでした。
ただし、これは
- どっちにしろ20代
- 1対1で会う紹介もしくは、合コンの場合は自分たちも相手方も同年代か数歳年上
だったからということだと思います。
もし、24歳と34歳といった差だったら参加回数や2回目につながる率が減るということはあったかもしれません。
また、24歳の時は参加者が24~26歳くらい、28歳の時は27~35歳くらいと、同年代か年上ということが多かったので、自分が年齢で不利になっているような感覚がなかったということもあると思います。
ただ、一度ほとんどが自分より4~6歳年下…という合コンに参加したことがありましたが、居心地がよくないというか、「さすがに不利では…?」という感じがありました。
解散後に連絡をくれた子もいましたが、結婚という感じではないよね…と思い、二回目デートには至りませんでした。
相手が入社数カ月の新入社員ってことで、まだ学生ノリだったことも大きいかも。同じ5歳離れるにしても、25歳と30歳…とかだったらまた違ったかも。
地方or東京
居住地については、ここまでの記載でわかる通り、かなり差を感じました。
同年代未婚で彼氏彼女募集中の恋愛アクティブ層の数が違うということに尽きます。
数値的なイメージで言うと、
【地方】半年で合コン1件・紹介2件→2回目に進む1件=出会った人数3、進展率33%
【東京】半年で合コン6件・紹介2件→2回目に進む7件=出会った人数20、進展率87%
といった感じでした。
しかも、東京であれば、やろうと思えばしばらくこのペースで合コンや紹介が見込めそう…というイメージでしたが、地方ではこれ以上は相手が見つからないかも…という感触でした。
合コン・紹介で婚活するメリット・デメリットは?
メリット
合コン・紹介で婚活する最大のメリットは、年会費等の費用がかからないし、心理的にも手軽ということです。
「婚活〇〇」というものにお金を支払って登録・入会することには抵抗があったり、周囲にバレないかなと少し恥ずかしさを感じる方もいるかもしれませんが、合コン・紹介であればそういった面の不安を抱く方は少ないのではないでしょうか?
また、自分のことも相手のこともよく知った上でセッティングしてもらえる場合だと、ピンポイントでよい方に出会える可能性が高まるという良さがあったり、紹介者にアシストしてもらえる可能性があるかもしれません。
ただ、婚活アプリや結婚相談所だと、初回はカフェでお昼に…という場合がほとんどなので、デート費用・時間は合コン・紹介よりもかからなかったりします。
デメリット
一方、デメリットはというと
- 開催できる回数と一回に出会える人数が限られる
- どんな人が来るかわからない
- 余計なしがらみがある
ということです。
地方では本当に手詰まりでしたし、東京だとかなりハイペースで開催できていたとは思うのですが、それでも会えたのは半年で20名ほど。
婚活アプリや結婚相談所だと、年収・趣味・容姿などのスペックを知ったうえで、私の場合は月に数十名とやりとりして、4~5名に会うというペース。
自分の人脈頼みになるので、数の面では婚活系ツールに比べるとどうしても劣ってしまいます。
また、つながりのあるもの同士ということから、「友人の知り合いだから断りづらい…」とか「同じ人をいいと思っていそうだから遠慮しよう」といったしがらみに悩まされる場合もあります。
合コン・紹介がおすすめな人/おすすめしない人
私の経験から、合コン・紹介は
おすすめする人…時間的猶予がある、まずは出会いの場に慣れたい、人脈が広い人
おすすめしない人…早く結婚したい、数をこなしたい、人脈が狭い人
となります。
20代前半~半ばで、結婚まで3~5年程度余裕があるのであれば、まずは合コン・紹介で婚活に慣れつつ、相手をゆっくり探して…というのはよいと思います。
これは数的にたくさんの方に出会えるわけではないので、そもそもお相手を探すのに時間がかかる可能性があるのと、結婚を意識した方に出会うとは限らないので、最悪お別れしたとしても次の出会いを探せるバッファも確保できるからです。
また、若ければ自分の友人・知人も若くて未婚の割合が高いわけなので、婚活における人脈は広いということになります。
ただ、地方になると25歳くらいでも結構周りが結婚してしまっている…ということもあるので注意が必要です。
反対に、1~2年内に結婚したいなど、早さを求めるのであれば、数をこなせない合コン・紹介一本では不十分だと感じます。
結婚相手を探すにあたり、いろいろな人とあって、自分の理想を確認したい…という方にも向いていないと思われます。
人脈が狭い方や、周りは既婚者ばかり…という場合も、合コン・紹介はおすすめできません。
ただ、何かに登録したりする必要がない出会いになるので、何か別のツールと並行して、合コン・紹介を募っておくというのはよい方法だと思います。
数が少ないというだけで、合コン・紹介でよい方に出会うことももちろんあると思いますし、自分の人脈ではどんな人と出会えるのかを把握することで、婚活ツールに登録した場合の高望み防止にもなるかと思います。
私が仮に再度婚活するとしたら、何かと並行して合コン・紹介は活動に組み込むでしょう。
今回は合コン・紹介での婚活についてまとめました。
他の婚活体験についても順次記事にしていきますので、参考になりましたら幸いです。
つづく。