今回は生後2カ月のようすです。
生まれたばかりの反射のにやっとした笑顔ではなく、にっこりと笑いかけてくる笑顔を見せるようになり、かわいさも増し増しです。
ぐにゃぐにゃだった首も少ししっかりしてきて、生活のリズムも何となくついてきたかな…?
そんな生後2カ月を振り返ります。
- ミルクを足さず眠ることも
- 母乳増量を頑張ると決めてよかったこと
- 怒涛の予防接種、始まる
- 勉強などなど開始
ミルクを足さず眠ることも
母乳がほんの少ししか出ないのに混合栄養で育児を続けるのにむなしさを感じ、母乳量を増やすべく、生後1カ月半ばから母乳外来に通い始めました。
母乳外来では、授乳前後の子どもの体重を図り、どれだけおっぱいを飲めているか計測し、その後胸部のマッサージを受けます。
開始当初は5~10mlだった母乳量。調子が良く40mlくらい出ている時もありましたが、だいたい変わらず5~10mlという状況。
母乳はどうしたら増えるのか、いつまで増えるのかネットで調べたりすると、生後1カ月、生後100日が母乳量が増える区切りのよう。
そして、母乳量を増やすには、何回も授乳すること(長く授乳するより、回数を多く授乳すること)、夜間(AM0~5時くらい)授乳することが重要らしい。
それなら限られた期間。生後100日まで頑張ってみよう…ということで、夜間授乳をしていました。
ミルクは母乳より消化に負担がかかる(現在のミルクはかなり母乳の成分に近くなっており、負担はないという説もあるみたいですが)ので、3時間間隔をあけなければならないということで、もし母乳を飲んだ段階でそのまま寝た場合は、ミルクを足さずに、また次起きたとき母乳をあげて…という方法で、頻回に授乳していこうと思っていました。
ただ、生後1カ月まではミルクを足さないと30分後には起きてしまい、こちらも眠れずもやもやしていました。
もうすぐ生後2カ月(生後50日くらい)というある日、夜中母乳を与えたあと、別途に寝かせていると背中スイッチも発動しませんでした。
いつものように30分くらいでまた泣き出すかな…と思いつつ、私も横で寝転がっていると、そのまま寝ていたようで、泣き声ではっと目を覚ますと2時間経っていました。
母乳量が増えたのか、成長によって夜眠れるようになったのかは不明ですが、母乳だけで一定時間眠ってくれたことに感動でした。
もちろん、初めはミルクを足さねば寝ないことも多かったですが、2カ月の終わりごろは夜間授乳が4回だとしたら2回はミルクを足さずに寝る…くらいになりました。
その分、飲むミルク量も減って、生後1カ月で700ml飲んでいたのが、500ml前後となりました。
母乳増量を頑張ると決めてよかったこと
母乳を増やそうと決めてよかったのは、
・母乳を通じて赤ちゃんに母体が持っている免疫をあげられること
・SIDS(突然死症候群)予防になること
・ミルクを作り、ミルクを飲ませ、哺乳瓶を洗う…という手間が減る、ミルク代も少し減る
ということがあります。
でも、一番良かったのは、「授乳に目的(=Goal)を持てたこと」かもしれません。
生後すぐは、夫が20-0時あたりで子どもの世話を代わってくれる以外は、1時間続けて寝れていたかどうかわからないくらい起こされていたので、余裕がなかったというのはあります。
でも、その余裕のなさに加えて、「わー、また起きなきゃ…。」「またおっぱいだ…」という恐怖と絶望の入り混じった感情がありました。
母乳量を増やそうと頻回授乳を決めてからは、夜夫が見てくれている時であっても、子どもが泣いたら私を起こしてもらい、授乳することにしました。
これにより、続けて眠れる時間は長くても2時間程度となりましたが、それまでの「おっぱいあげなきゃ」から「おっぱいを増やすために飲んでくれている」的な気持ちも加わりました。
自分がしてあげている、という一方的な気持ちから、赤ちゃんと2人でがんばっているという気持ちになれただけでも気の持ちようはだいぶ違いました。
また、これまで受験に仕事にと、何かと目標を立てて生きてきたので、ただ赤ちゃんを泣き止ませることに追われているんじゃなくて、これは母乳量を増やすための努力なんだ…!と思うと根性が湧いてきました。
怒涛の予防接種、始まる
生後2カ月になると始まるのが予防接種です。
心配性で、やらなければならないことはさっさと終わらせないと落ち着かない性分の私です。
生後2カ月になってすぐ、夫が平日休みのタイミングがあったので、即予防接種に行きました。
生後すぐに採血の検査をされていたとはいえ、初めての予防接種。
小さな体を押さえつけられ、泣きながら両腕に注射を打たれる我が子を見るのはちょっとつらかったですが、終わるとすぐに泣き止んだ姿を見て、ちょっと頼もしくも感じました。
生後2カ月から7カ月までほぼ毎月接種があります。
しかも1回受けたら4週間を空けるとかいろいろ決まりがあるため、早めに受けていて正解でした。
体調を崩したとか、予定が合わなくて数日ずれる…といったことが積み重なると、「今月接種奨励のワクチン、前のワクチン接種から1カ月経ってないから今月中には受けられないわ」ということになって焦ってしまう気がします。
ワクチンの副反応も心配ではありましたが、幸い何事もなく終えることができました。
勉強などなど開始
うちの子はオムツがちょっとでも濡れるとすぐ泣く子だったので、新生児期、生後1か月目は夜も30分、1時間と経たず、おしっこで起きていました。
生後2カ月にはいって、夜ミルクを足して寝ている間の2時間はほとんど起きなくなり、続けて眠るには程遠いながらも少しだけ余裕が出てきました。
私は社会人5年目の時、キャリアカウンセラーの資格を取得しており、国家資格と民間資格の2つの団体に所属しています。
この資格のよいところでもあり、面倒なところでもあるのですが、取りっぱなしではなく、資格更新のために定期的に講座を受講していかなければなりません。
しかも、講座が開かれる場所が割と限られていて、電車を乗り継いでいかなければならなかったり、隣県に出向かなければならなかたり、なかなか受講しづらかったりするんですよね。
でも、今年度はコロナのためにオンラインで受講が可能ということです。
産前はつわりに切迫早産にでとても受講できる状態ではなかったのですが、今後、子どもがいてより外出しづらくなることを考えると、オンライン講座を受けておきたい…!
半日かかるような講座は、授乳ができないのでオンラインであろうと参加が難しいですが、土日に講義3時間+事前課題といったスタイルの講座であれば、事前学習をやりくりし、土日に夫の協力を得られれば何とかがんばれるかも。
そう思って、思い切って4つの講座を受講しました。
事前課題は動画視聴2時間分+資料作成2時間などで、4講座分となるとそれなりの分量でしたが、授乳しながら動画視聴、子どもがお昼寝中にコツコツ資料作成を行い、何とか乗り切りました。
講義当日は、講義は3時間といえども受付のために30分早めにログインしなければならなかったり、ちょっと長引いてしまったり。
授乳のタイミングも講義開始直前にビシッと合うわけではなかったりして、間隔が5時間くらい空いてしまいそうになったりもしました。
授乳が気になって冷や冷やしましたが、休憩時間にせめて短時間でも搾乳しておっぱいがたまらないようにし、夫にいつもより多めのミルクと搾乳した分をあげてもらってどうにか乗り切りました。
完全ミルクの育児でないと、準備・行き来等を含めトータル3時間以上になる用事をこなすのは厳しいなーと実感。
赤ちゃんのおなかがすくタイミングを自在にコントロールできるわけでないことも加味すると、自由に自分一人で用事ができるのって、夫の協力があっても1時間程度なんですよね。
できないとは言わないけれど、かなり気をもむことになるな…と感じた出来事でした。
出産前には想像していなかった、赤ちゃんがいる家庭の大変さを改めて感じた生後2カ月でした。