来年4月に向けて、
そろそろ保活始めなきゃ…!
見学したけど、どこを希望するか決め手に欠ける…!
と思われてる方もいらっしゃる時期でしょう。
私が保活した1都3県では、早いところだと4月入園の申し込みが10月1日締め切りだった!
私は保活の最中(娘10か月~2歳2カ月)で引越ししたり、職場復帰にあたり転勤を命じられたりした関係で、1都3県、15園を見学しました。
保活の際のチェックポイントはこちらにまとめています。
当時はいろいろなことが気にかかり、かなり詳細に確認していました。
しかし、今考えると、これはどっちでもよかったな…ここは思ったより重要だったな…と、保活中とはまた違った比重を感じます。
今回は、入園後の今振り返ると、保活当時に気にしていたポイントで、どれが重要で、どれがそんなに気にしなくてよかったポイントだと感じたのか…をご紹介します。
保活中気にしていたけど、入園後はそうでもなかったポイント
園での過ごし方
天候が良い日は毎日外遊びさせてほしい、園庭はある?近隣の公園まで歩く?保育園では極力TV・DVDを見せてほしくない…!習い事もいくつかあるとうれしい…!!
などなど、入園前は保育園にいろいろと求めていた私。
しかし、「外遊びはほとんどしません」「ほぼ1日中DVD見せています」なんて園はさすがにないわけで。
絶対にモンテッソーリ―教育をやっている園じゃないと嫌!!
などの確固たる希望がないのであれば、どの園でも子どもが楽しむプログラムを用意してくれているのではないかなと感じます。
うちの子が通う園は、夕方に人数が少なくなった際にたまにDVDを見ているようですが、家で一人でぼーっと見ているのと違って、先生やお友達とおしゃべりしながら見ているので、映像のまねっこをしたり、新たな知識を覚えてきたりするので、一概に悪いということもないのかもしれません。
習い事も、保活時は、
習い事はあればあるだけお得だよね…!特に英語なんかあると嬉しいな…
などと思っていましたが、毎日子どもが楽しく遊んでいる様子なので、習い事のことはすっかり忘れていました。
1歳クラスから2歳クラスに上がったタイミングで、体操教室が始まったんだけど、「そういえばあったんだ」と…笑。
逆にこだわりのある習い事は、自分で探したところに通わせたいと思ったりしています。
給食の品数/給食拒否の対応
1歳を過ぎて、だんだんと食べ物の好き嫌いが出てきた娘。
入園前は、
品数が多く、いろいろな食材を出してくれる保育園だと、味覚が育って好き嫌いが減りそうでいいな…
という思いや、
でも家と同じで好きなものしか食べなかったら、お腹すいちゃうのにどうなるんだろう…?食べられるようになるまで慣らし保育延長とか?食べられるものをお弁当として持っていく必要があるとか…??
という思いがありました。
給食をまったく食べないってことは、ほぼないですけどね…
と先生に言われても、心配がぬぐい切れません。
同じ園に一時保育で数回預けた際、おかずを食べず、ごはんだけ何とか食べさせた…と聞いていたことも、心配を加速させていました。
しかし、通い始めてみると、8割方食べているのかなという感じでした。
逆に今まで食べなかったの何で…!?家で食べないの何で…!?!?と思わせられたほど
おかずが苦手で少ししか食べなかった時は、少しご飯を多めに食べさせるなど、臨機応変に対応いただいているようでした。
そして、連絡帳に書かれる食事量をチェックしていると、入園から1カ月ほどでほとんど完食するようになっていました。
また、うちの園は、見学した他の園に比べて給食の品数が少なめです。
主食1品(丼・パスタなど)・副菜1品の日も多いです。
品数が多い園では、旅館の朝食のような給食を提供しているところもありました。
保育園と同じグループで老人ホームを経営していて、同じものを提供しているということで、和食中心でなんとも体によさそうなメニューでした。
入園前は、そんな園で和風の味つけや野菜・魚中心の食事に親しんでもらえたら、家での好き嫌いもなくなるかな…?と思ったこともありました。
でも、好き嫌いを存分に主張してくる家での食事より、品数は少なくとも給食で食べている野菜のほうが明らかに多いので、今はそれで十分ありがたいと感じています。
欠席などの連絡手段
欠席時いちいち電話したりするよりアプリ管理の方が手軽そう…!
台風などで休園になる場合は「○時時点で○○警報が出ていたら登園しない」とかじゃなく、電話のほうがいいな…見逃したりしたら嫌だし。。
と思っていましたが、欠席時は双方何だかんだ(登園可能となる条件はどうか、園で流行っている病気はあるかなど)確認事項もあったりして、結局電話することになります。
災害時の休園は、休園になるほどの台風や豪雨はだいたい数日前から予測されますし、JRや飛行機の計画運休などが話題にもなりますので、警報が出ていることに気づかない…ということはほぼ考えられません。
この時代なので、アプリでのやりとりができたほうが何かと楽なようにも思いますが、「いまだに連絡帳…!?時代に乗り遅れてない?大丈夫??」とまで思うようなことではないなという感じです。
保活中チェックしていて、入園後も重要だと感じるポイント
保育時間
まずは鉄板ですが、「何時から何時まで預けられるか?」です。
保育時間はいつからいつまで?午後からの登園は可能?送迎時間はどれくらいになる…?
ということを過去の私は気にしていたわけですが、ここはやはり譲れないところです。
育休明けでも、時には残業や早出、交通機関の遅延などもあるので、多少何かあったとしても送迎が間に合う時間の余裕は欲しいところです。
土日出勤がある方は、希望すれば土日も預けられるのか、いつまでに土日保育の申請をすればいいのか、○名以上希望があった場合など制約があるのか…などもあわせて確認が必要です。
持ち物
そして、毎日の準備や送迎に関わってくることなので、どういった持ち物を準備し、持参しなければならないのかも大切です。
まずは持ち物の量(体積)です。
送迎が車でないため余計に…かもしれませんが、敷布団などの大物の荷物があったら地味に大変だっただろうな…と思いました。
うちは車だから、荷物の多さはあんまり関係ないか…
という方もいらっしゃると思いますが、車に乗る前に子どもが抱っこと言ってくる+保育園の荷物+自分の通勤の荷物(+子どもが持っていくと言ってきかないおもちゃ+天候によっては傘)などを運ぶとなると、なかなかに惨めな状態になります…。
また、持ち物の数も侮れません。
朝夕のバタバタの中で、忘れ物なく1つ1つ揃えて、連絡帳を書いて…というのが案外大変です。
せっかく全部カバンに入れたと思ったら、子どもに全部出されてる時もあったし…
また、2歳になったあたりから子どものこだわりがどんどん強くなってきたので、園指定の荷物/禁止の持ち物が少ないのはありがたかったなと感じます。
お気に入りの服以外着ようとしなかったり、おもちゃを握りしめたまま登園したり…。
制服があったら、それを着させるのに苦労したり、食べこぼした時に換えがなくて困ったりしていただろうなと思います。
また、どうにもおもちゃを離してくれず登園することも多いのですが、「私物はトラブル防止のため持ち込み禁止です。置いてきてください。」なんて言われたら、朝の貴重な数分間を消費して子どもからおもちゃを引きはがすために格闘しなければならなくなります。
登園した際に上手く気をそらして、カバンの中にそっとしまっておいてくださるので、非常に助かっています。
子どもの様子を知れる手段
これは、入園前に園側へ質問するにはしていたのですが、もし園の希望順に迷った場合のために、一応聞いておこうというつもりでした。
うちが通っている園はインスタの鍵アカウントで、週1程度、園児の親御さんだけに写真を公開しているのですが、入園前には
個人情報保護の観点で写真は一切取りません…って決まりだとちょっと残念だけど、行事の際の写真販売のみって園でも週1でUPって園でも大差ないかな…?
くらいの感覚でした。
ただ、入園してみると、
保育園で楽しくしているのかな?おともだちで来たかな…?
と心配になるもので、特に入園初期は、送り迎えの際に大泣きしていたりするので、子どもが満面の笑みで遊んでいる写真を見ると、想像以上にほっとしたものです。
また、写真で
あ、みんなと一緒にちゃんと椅子に座ってお話聞いてる…!
上手に色紙ちぎって貼ってる…!
など、どんなことができるようになったのか、どんなことで遊んでいるのか知れるので、子どもの成長をより実感できます。
保育園の様子をじいじ・ばあばに共有しやすいのもよかったなと思っています。
想像以上に、”結局これだ!”と思わされたこと
…とここまで書いたのは保活中に確認していた中で、何が重要で何かそうでもなかったのかという話でした。
しかし、子どもが楽しく通えるかも、親が安心して通わせられるかも、
結局この要素が大部分か…
と痛感するポイントがあります。
担任の先生
それは担任の先生です。
保活中に確認できるかというと難しい要素で、子どもとの相性もあるので、運・縁みたいなものなのですが…。
娘は入園数日で担任の先生に懐いており、
せんせいとだっこするの~♡
と言ってうれしそうに保育園に行っていました。
しかし、数カ月前に産休で担任が交代したのと、子どもが発熱で保育園を長めに休んだ時期が重なり、登園を渋って泣きながら別れるようになりました。
担任の先生がいなくなって寂しいんだな…。
と、担任の先生の影響力の大きさを実感しました。
成長していろいろなことがわかるようになってきて、ママと離れるのを渋るようになった…という発達段階的な変化もあるかもしれませんが。
ちなみにうちの子の場合、産休代理で入った先生のことがすぐに大好きになり、波があるものの、だんんだんと落ち着きを取り戻しているようです。
おともだち
そして、こちらも縁ですが、気の合うおともだちがいるかどうかです。
0歳・1歳クラスだと、またおともだちと遊ぶというよりは1人で遊ぶ感じなので、先生との相性のほうがウエイトが重いと思います。
しかし、年齢が上がるにつれて、この要素はどんどん重要になりそうです。
幸い、娘には仲の良いおともだちができたようで、周りの子たちの好きなキャラクターや動物を好きになるミーハーぶりを発揮しています。
認可に入れず、2歳までの小規模園のため、この年度末でおともだちと散り散りになるのがかわいそうで悩ましいです。
ただ、そうとばかりも言っていられないので、私もこちらのブログの保活記録を見返しつつ、2度目の保活を悔いなく完了したいと思います。
2度目の保活、小規模園から5歳クラスまでの園に移る際に気づくことなど、またご紹介できたらなと思います。
少しでも参考になりましたら幸いです。
おわり。