4月も終盤、GW突入!という方もいらっしゃるところでしょうか。
私は第一子の育休中に転職をし、この4月から転職先で勤務を開始しました。
今回は、
- 転職界隈で話題なホワイト業界は本当にホワイトなのか?
- 大手激務総合職とホワイト業界ではどんなところがどのくらい違うのか?
転職して1カ月時点の所感になります。
大手総合職・激務って具体的にどのくらい働くの…?
ホワイト企業って、ホントに待遇いいの?
ということに興味がある方は、ぜひ今回の記事をご覧ください。
前職(大手総合職・激務)と転職後(ホワイト業界)の概要
転職前は某大手企業で総合職として働いており、深夜残業・休日出勤・出張何でもアリでした。
育休中に、夫の転勤が決まり、復帰後の勤務地の折り合いがつかなかったこともありますが、そういった激務と、育児のバランスを考えたときに、転職も視野に活動を始めることにしました。
「育児が始まったら、採用してくれる会社ないよね…」という思いもあり、育休に入ったころは転職は全く考えていなかった…!人生何があるかわからないね…。
そして、現在の職場に正社員・時短勤務の待遇で採用してもらうことができました。
転職後の職場は、お仕事情報発信系YouTuberの方々が、「ホワイト企業〇選!」といった動画でよく紹介されるような業界です。
ただ、転職の口コミサイトを見ると、「残業が多いけど、勤務としてつけられない」なんて口コミも見かけ、実際どうなのかな…?という一抹の不安はありました。
育休明け・時短での転職だと、配属はどんな部署?
面接時点では、私の経歴的に配属先になりそうな部署は2つありました。
1つは今年度から新設された部署、1つは同じ業界の人に聞くと一番忙しいと噂の部署です。
そして、結局配属されたのは、どちらでもない別の部署でした。
では、負担の少ない部署に配属されたのかと言うと、同僚が口をそろえて、
あの部署は特殊よね。やりがいはあったけど、もう一度やりたいかと言ったら…ね。
というような部署でした。
何で経歴ドンピシャじゃないのに、結構忙しめな部署…?
と、最初は不安がありましたが、忙しい分、他部署より2割ほど人員が多く配置されており、子どもの急病時などに他のメンバーがリカバリに入りやすいということもあって、この部署に配属されたのではないかな?と思っています。
しかも、配属されてみると、前職の経歴に比較的近い担当業務があることもわかり、その点も配慮してくれたのかな?と感じました。
勤務時間は?
前職の某大手企業は、育休前の通常勤務だと22時に帰れたら、
やった!今日早めに帰れた。1時間くらいなんかやっても、十分(6時間)寝れる…!
という感覚でした。
時短勤務を選択しても、21時22時まで勤務している人を見かけたり、深夜2時~4時にママ社員から届くメールを見ることもありました。
子どもを寝かしつけて、一回起きてからメール返信したのかな…?それとも朝ごはん作る前に早起きして仕事してたのかな…?
それが、ホワイト業界に転職した現在は、問題なく時短勤務で切り上げることができています。
業務量自体も調整してくださっているのだと思いますが、自分の担当業務が時間内に終わらない…ということはほぼない状況です。
時短勤務を取得して、本当に時短勤務の時間で退社できることあるんだ…という変な驚きに満ちています…。
これは激務・総合職で働いていた私にはかなりの衝撃なのですが、本来、時短勤務とはこういうものなのでしょうか…?
いずれにしてもありがたい限りです。
私また、の配属部署は、1~2を争う忙しい部署らしいのですが、通常勤務の方々も、繁忙期で残業は20~21時くらいまでだそうで、閑散期は定時でさっと帰る人も多いそうです。
ただ、一番忙しい部署だと、時期によっては23時0時…となるみたいです。それでも、それが日常だった前職に比べれば、忙しくないという印象です。
休みの取りやすさは?
現在のホワイト業界な職場は、今月は繁忙期にあたるようですが、それでも半数の方が有休を取得していました。
前職の激務大手総合職では、年に5日の有給消化が法令化される前は、有給どころか、多数発生する休日出勤の振替もままならない状況でした。法令化された後も、無理やりスケジュールに入れ込んで、5日取得するような感じでした。
有給は法律違反にならないよう無理やり取得だから、自分が休みたい日ではなく、休むとしたらここしかない…と何でもない日に休むしかなかった…。
ということで、今のところ、そもそもの勤務・残業時間、時短勤務者への配慮、有給の取得しやすさ、どれをとっても、ホワイト業界は圧倒的ホワイトさです。
業務内容は?
ホワイト業界に転職して感じるのは、圧倒的に新規案件が少なく、大規模な突発業務が発生しないということです。
転職情報系YouTuberさんも、
ホワイト業界の特徴は、盤石なビジネスモデル・儲かる仕組みを持っているから、新規開拓・新規参入など変化する必要性が薄い!
といったお話をされていますが、
本当に、想定外の業務が少ないんだ…
と実感します。
もちろん、日々「予期せぬ問い合わせが来た!」とか、「社内で利用している〇〇システムを入れ替えよう」くらいのことはたまにありますが、
そんな商品立ち上げたら、運用負荷5倍ですよ…⁉どうするんですか…?
そんな大きな変更を明後日までに⁉影響範囲大きすぎて無理だよ…!
といったような、ほとんど無理なことを無理やり実現していく心も体も休まらないギリギリな状態というのはなさそうです。
前職・激務総合職では、部署異動後は3ヵ月は概要がつかめず、着任半年でようやく業務改善など自発的な動きが取れるかなというイメージ。
現職・ホワイト業界では、1回でだいたいの流れがつかめる状況です。
言い換えるのであれば、
現職:係長・チーフ級担当の仕事≒前職:一般社員(新人含む)が任される仕事
現職:一般職員の仕事≒前職:派遣社員さんが一般社員の作成したマニュアルを元に進める仕事
といったレベル感です。
職場の雰囲気は?
転職する前は、
ホワイト業界は辞める人が少ないって言うし、独自の世界で、働いている人たちも頑固だったり、閉鎖的だったりするんじゃないかな…?
というイメージがありました。
でも、いざ働いてみると、おだやかな人や、チャキチャキした人が多い印象でした。
むしろ、前職の方がとがった人材が多かったり、忙しすぎて業務の押し付け合いになったり、仕事の進捗が思わしくなく、空気がピリつくこともありました。
前職でも、悪い人たちが多かったわけではなく、むしろ仲のいい同僚もたくさんいたけど…。追い詰められる場面が多かったってことかな…?
現職では、そこまで追い詰められていないので、「私がやりましょうか?」「その会議、私も一応聞いておこうかな?」なんて余裕がある感じです。
人はゆとりをもって生活すべきだな…と実感させられました。
激務総合職・ホワイト業界、どちらが良かった?
私は転職時、
- 給料は下がってもいいから仕事をセーブして、子どもとの時間を大事にしたい
- 仕事内容が好きか、やりがいがあるかは二の次
という軸で活動していたため、
- ちゃんと時短勤務で切り上げられる
- 休みも取りやすい
- 仕事に余裕があり、皆穏やか
というホワイト業界に転職してよかったと感じられています。
逆に、
- 自分の限界を超えて、能力を磨きたい
- 自分の裁量を広く持ちたい
- お金、残業代を稼ぎたい
という方は、激務を覚悟で激務な大手企業で働く方が合っていると思われます。
あくまで1カ月勤務してみた感覚なので、1年働いたら?時短勤務を解除した後は?などはまだ実体験できていませんが、参考になるところがあれば幸いです。
もう少し長く務めたら、その時の感想も記事にしていこうかなと思います。
おわり