この度、転職しました。
第一子育休中、30代前半での転職です。
しかも、幸いホワイトな業界として紹介されることが多い業界へ、正社員・時短勤務という条件で転職することができました。
今回は
転職も考えてるけど、女性でアラサーだと採用してもらえないイメージだよね…?
と思っている方へのお話です。
転職しようと思った理由は?
私が転職しようと思った理由は、大きくまとめると「育児と仕事の両立が難しいと思った」からです。
私が働いていたのは、
- 21時に帰れたら「今日は早く帰れるぞ!」、0時まで勤務もそこそこある
- 出張、休日出勤も当たり前
- 時短勤務でも暗黙の了解で持ち帰り残業、ママ社員からのメール返信は深夜2時や早朝4時
- 制度上もっと取れるはずが、時短勤務は1年で解除するのがスタンダートという認識
といった職場です。
加えて、旦那の転勤が重なったことが決定打となり、「職場復帰できないかも…」と思い始めました。
第二子も考えているので、単身赴任は考えられないな…という気持ちもありました。
迷いはなかった?
迷いはなかったかというと、めちゃくちゃ迷いました…!
転職活動すべきかもかなり迷いましたし、内定をいただいた後も内定を受けるか育休復帰するかギリギリまで悩みました。
30代第一子育休中で、近いうちに第二子妊娠の可能性も高そうって、一番雇ってもらいにくそうな時期だよね…。
転職先があったとしても、結局激務だった、しかも年収下がった…じゃ意味ないし。時短勤務できなかったり、半年有休付与がない期間があるのもキツイ。
といった点がデメリットでした。
しかし、結局は転職活動をし、結果、正社員で時短勤務も許可するという条件で採用いただき、迷いながらも転職をする決断に至りました。
転職に踏み切ったキッカケは?
それでも転職活動をはじめたキッカケは、キャリアカウンセリングを受けたこと。
キャリアカウンセリングというと、転職エージェントに登録した際、その会社に所属する担当者とするもの…というイメージがあるかと思います。
しかし、私が受けたのはそういった転職エージェントとは無関係の、転職に関わらない相談もできるキャリアカウンセリングです。
ちなみに私が依頼したのはこちらのサービス。
マイ・カウンセラー | 女性のためのキャリアカウンセリングサービス (escareer.co.jp)
こういったサービスは有料ですが、転職エージェントの面談とは違って、キャリア=働き方・生き方全般の相談ができます。
転職エージェントだと自社で転職してもらう前提の相談となるので、転職するか迷っている、転職しないけれど仕事の仕方に悩んでる、仕事というより家庭での役割に悩んでいる…といった時は、キャリアカウンセリングサービスでの相談が思考の整理に役立ったりします。
私自身、キャリアカウンセリングの資格所有者なのですが、それでも他者から客観的な意見をもらうというのは、自分では気づかぬ視点が見えてきて有効です。
私はカウンセリングを受け、転職をしない場合・今転職をした場合・第二子の育休後に転職した場合・子どもが大きくなるまで家庭にに入る場合…などの将来設計を書き出してみました。
そして、
結局、どれをとってもメリットもデメリットもあるし、不確定要素があって将来のことを予測しきれないし、決めきれないな…。
ということになったのですが、カウンセラーの方に、
どれをとってもメリット・デメリットがありますね。転職先によるところも大きいですし。
本当に転職するかは別として、よさそうなところがあれば受けてみて、それから考えてもいいかもしれませんね。自分の市場価値も試せますよ。
とアドバイスをいただき、「確かに…!」と感じて、求人をチェックするようになった、という経緯です。
転職成功のポイント
転職活動成功のポイントは、「ここまでに絶対転職しなければ」という期限がない状態で開始したことです。
“いつまでに”ではなく、”今以上に自分の希望に合う職場があれば”転職するという気持ちで臨んだので、面接でも、「時短勤務を許可してもらえるか(無理なら転職は辞めて今の職場に復帰しよう…)」など、死守したい条件を確認することができました。
30代前半となると、子育て中という理由で倦厭されるイメージがあるかもしれませんが、それ以上にかなり職歴重視で、求めている職歴にそぐわないと書類通過しない印象です。
要件にかすってるくらいじゃ面接に呼んでもらえず、要件ドンピシャ!である必要があるという印象です。
新卒や20代の転職と違い、数打てば短期間でもどこかに採用してもらえるかも…という感じは皆無です。
なので、退職後に焦って探す…ということになると、なかなか通過せず、条件を下げたりして、うまくいかなかったのではないかと思います。
逆に時期を限定しないつもりで活動したからこそ、ホワイト企業の求人を見つけることができたとも思っています。
というのも、激務ではないホワイトな業界となると、辞める人が少なく求人が珍しかったり、定期採用のみということがあります。
私の場合は、転職時期を決めていなかったからこそ、定期採用が開催される時期を調べて、そこまで待つことができました。
これが、私が転職をした経緯になります。
実は私は20代後半でも転職活動をしたことがあります。
その時は結局社内事情が変わり、転職には至らなかったのですが、20代後半と30代前半での転職活動の違いをひしひしと感じました。
単純に年齢が上がると不利になるということではなく、とるべき戦略がまったく違うなと感じました。
次回は私が体験した20代後半と30代前半の転職活動の違いをご紹介したいと思います。
参考になりましたら幸いです。
つづく。