そろそろ子どもがほしいな、そう考えはじめたあなたは、まずは妊娠のタイミングはいつがいいか・不妊治療の必要性はあるかといったことに思いをはせているところかと思います。
そんなあなたへ伝えたいのは、妊娠を考え始めたら、自分が出産したい産院を何となくでも調べてピックアップしておいたほうがよいということです。
出産は人生の一大イベントです。自分の希望に沿う産院を選びたいし、医療も発達しているとはいえ命の危険がゼロとはいえないことを考えると、じっくり選びたいところでしょう。
しかし、妊娠発覚後は意外と余裕がないのです。
前もって調べておけばよかった…!
そう後悔したので、なぜ余裕がなかったのか、私がおちいった三重苦について伝えます。
想像以上に時間がない
妊娠がわかったら、食べてはいけないものや気を付けないといけないこともいろいろあるので、妊娠したかも…と気づいたら、すぐ産科にかかり、状況を確認したほうが良いです。
私の妊娠がわかったのは比較的早くて、妊娠検査薬が使えるようになる生理予定日の1週間後すぐのことでした。
妊娠は最後の生理を起点に数え始めるので、つまり、生理予定日(前の生理から4週間後)の1週間後=妊娠5週目のタイミングです。
妊娠検査薬で陽性が出たら、次は産婦人科での検査です。あまり早く行っても、断定ができない場合があるらしく、調べてみると、どうやら妊娠7~8週目になってから行くのがよいらしい。
そして、妊娠9週目にもう一度検査をし、「母子手帳をもらいに行ってくださいね」と言われる、そんな流れでした。
母子手帳をもらう際に、妊婦検診の補助券をもらうため、補助券をもらうためにも病院にかかるのは遅くならないほうがいいなと思います。
私の場合は検査薬でわかる最も早いタイミングで気づいたので、そこから実際に病院に行くまでは2週間ほどありましたが、
検査に行った産院って、出産する病院になるってことだよね…?どうやって選んだらいいんだろう…?
と焦りました。
2週間というと、時間があるようにも聞こえますが、何と引っ越し直後で新しい環境にも慣れておらず、仕事も家事も家の整理もする中で病院について調べることになり、時間がありませんでした。
妊娠は思った通りのタイミングで発覚するとは限りません。
仕事の繁忙期と重なったりすることも普通にあり得るので、焦って選んで後で後悔することにならないよう、妊娠を考えはじめたら前もって産院に目星をつけておく、そこまでいかなくてもどんな病院があるのか何となく調べておくくらいはすることをおすすめします。
調べる体力もない、かも
妊娠発覚時、ないのは時間だけでなく、体力も、かもしれません。
私の場合は、まず検査薬での妊娠発覚の時点で熱っぽくだるい状況が続いていました。
生理周期に乱れがなければ生理前に高温期で一時的に平熱が0.5℃ほどあがると思いますが、その状態がずーっと続く感じで、常に37℃程度の微熱がありました。
また、私はかなり早いほうかもしれませんが、気持ち悪さ・吐き気も徐々に出はじめていました。
しかも、コロナが流行し始めた直後で、37℃以上の熱がある場合は会社への報告を義務付けられており、報告を受けた上司からは一度病院に行くようにと促されている状態でした。
妊娠検査薬で調べた不確定な状態で妊娠を報告するわけにもいかず、職場への報告の観点からも、病院を決めるのを急がざるを得ませんでした。
コロナ禍というのは特殊な状況かもしれませんが、インフルエンザや風邪が流行する時期なども、微熱が続いているということで会社に心配をかけることになるかもしれません。
つわりも個人差があるため、早く始まる人は早いし、症状の重い人は仕事に行けない日も出てくると思います。
そういった場合はやはり会社への説明が必要になるので、早く病院に行って、診断を受ける必要が出てくると思います。
その3:何を調べて決めたらいいのか知識がない
いざどこの産院に通おうかと調べはじめると、
総合病院がいいのか、個人病院がいいのか…?
どのくらいの距離なら通えるのか…?
何個か病院があることがわかったけど、それぞれの違いがわからない…
と決め手がわかりませんでした。
結局のところ、近くて、口コミも数はそんなに多くないけれど悪い評価がない、そして前々から決めていた無痛分娩を行っているある個人病院に決めました。
ただ、病院に通い始めた後、友人から出産の体験談を聞いたり、ネットであれこれ調べたりすると、知らなかった情報をたくさん仕入れることになり、妊娠時の精神不安定もあいまって、「あれ、勢いで決めたけど、本当に大丈夫なのかな…?」と不安が湧き出してくることになります。
結局妊娠後期の転院が可能な時期ギリギリまでずーーーっとこの病院で産んでいいのかを迷い続けることになりました。
本日の結論
妊娠を考えはじめた私に伝えられるならこう言いたい。
妊娠を考えはじめたら、同時にどの病院で産みたいか考えはじめて損はない。