話し合うべきか、そっとしておくべきか…
若いうちに結婚された方だと、もしかしたら自然に任せて…とゆったり構えて悩まない場合もあるのかもしれません。
ただ、30歳前後で結婚したような場合や、若いうちに子どもがほしい、兄弟をたくさんつくりたいなどと思っている場合、パートナーと子どもがほしい時期について共通認識を持っておくことは重要なことかと思います。
ただ、「私、結婚して1年以内に子どもがほしいと思ってるの!」と正面切っては話しづらいし、相手に余計はプレッシャーになっても嫌だし…と悩みますよね。

「いつ結婚する?」と並んで、切り出しづらい話題の2TOPだよね。
認識合わせのタイミングは結婚前後
結婚前や新婚のタイミングだと、「内心焦りはあるけど、せかすようなこと言いたくないよね」と言いにくいですし、「まあ、わざわざ言わなくてもそのうち自然に授かるかな。もし、できなかったらその時相談する方がいいよね」と考えがちかと思います。

私もそのように考えていました。
実際問題、結婚したと思ったら、すぐ「子ども!子ども!」となってしまうと、相手がプレッシャーを感じてしまい逆効果ということもあると思います。
しかし、結婚前や新婚の一番幸せで盛り上がっているタイミングを逃し、家族的な関係に落ち着いていけばいくほど、切り出しづらくなっていく可能性は高いです。
子どもがほしい時期が差し迫ったタイミングだと、改まって・満を持して・切羽詰まって感が強くなってしまうと思うんです。
そう考えると、いつか「子どもをいつ持つか?」という話をする可能性があるのであれば、結婚前後が最適なタイミングだと考えます。
気まずくならない伝え方
ではどういった伝え方をすればよいのか?
もちろん旦那さんの性格・考え方・関係性によるとは思いますが、こんな感じで伝えるともしかして結構いいのでは?という言い方があります。
それは、
「将来子どもがいたら絶対楽しいけど、あと〇年くらいは二人の生活も楽しみたいね」
という言い方です。
これは実は私が思いついたことではなく、結婚当初、夫がぽろっと言った言葉です。
うちの場合は、「子どもがいたらそれも楽しいと思うけど、1~2年は二人で生活して、季節のイベントを一通り楽しむのもいいね」「そうだね~」といった感じの会話でした。
この会話の主眼は、「1~2年間、二人の生活を楽しみたい」だったわけですが、
この会話をしたことで二人の中で、「1~2年経ったら、子どもを考えてもいいな」という共通認識も生まれた気がします。
それを言った当人である夫は、そもそも子どもはいてもいなくてもどっちでも楽しいと思う…というスタンスでしたが、結婚の1年後に子どもがほしいねという話も割とすんなりできましたし、その半年後に不妊検査を受けようという相談をした時も寝耳に水みたいなことにはなりませんでした。
不妊検査を受けた際の様子はこちらの記事にまとめています。
「〇年後に子どもがほしい」とダイレクトに伝えてしまうと、
「そんなに急がなくても…」「今言われてもピンとこないな」「自然に授かったらそれでいいじゃん」という方向に思考が向くかもしれません。
一方、「〇年くらい二人の時間を楽しむのもいいよね~」という切り口だと、二人で過ごす時間の方に目線が向くので、「こんなことしたいな」「これは二人でいるうちにしかできないからやっとこう」と考えるうちに、自然と〇年後には自分たちに子どもがいるかもしれないというイメージがセットされる気がします。
少なくとも、言われて悪い気はしない言葉かなと感じます。
この伝え方の弱点は、結婚してしばらく経ってしまうと自然には使えないことです。
その点でも、子どもがほしい時期の認識合わせは結婚前後の時期がおすすめといえます。
それぞれの夫婦によって、向き不向きはあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。
おわり